竹中 信介 研究員
最終学歴
麗澤大学大学院言語教育研究科
比較文明文化専攻 博士後期課程修了(文学博士)
兼職名
モラロジー道徳教育財団 コンテンツ開発局出版部 雑誌編集 課員
地球システム・倫理学会 事務局次長 若手部会長
麗澤大学 比較文明文化研究センター 客員研究員
主な経歴
大阪府立大学経済学部経営学科卒業(経営学士)、モラロジー専攻塾第19期生、麗澤大学大学院言語教育研究科比較文明文化専攻博士前期課程修了(文学修士)
道徳科学研究センター(道科研)人間学研究室研究助手、麗澤大学 比較文明文化研究センター 研究協力者
専攻分野
比較文明学、哲学・倫理学(主に環境倫理学)、総合人間学(人間存在論)
研究テーマ
- 「世代間倫理(intergenerational ethics)」から「継世代倫理(the transgenerational ethics)」への展開とその応用的研究
- 道徳における偶然性と運の問題
- 廣池千九郎における正義と慈悲
- 進化論・進化思想・進化倫理に関する研究
- 「食と料理」と倫理・道徳の関係に関する研究
主な実績
- 翻訳 クリスチャン・クリスチャンソン(著)、中山 理(監訳)、竹中信介ほか(訳)『子供を開花させるモラル教育:21世紀のアリストテレス的人格教育』、麗澤大学出版会、2018年
- 修士論文「「三種の神器」の象徴的意味の探求 -鏡・剣・玉のシンボル分析を通して-」(麗澤大学大学院言語教育研究科比較文明文化専攻、平成24年度修士論文、平成25年3月受理)
- 博士論文「「世代間倫理」から「継世代倫理」へ ―比較文明学・人間学・モラロジーの視点から―」(麗澤大学大学院言語教育研究科比較文明文化専攻、平成29年度博士論文、平成30年3月受理)
- 論文「「三種の神器」の象徴的意味の解釈をめぐって -シンボルとしての鏡・剣・玉に備わる多義性について-」麗澤大学大学院言語教育研究科論集『言語と文明』第12巻、2014年
- 論文「数の比較文明・比較文化論 -「3」に見出される「調和」「媒介」の意味-」『地球システム・倫理学会 会報』第9号、2014年
- 論文「死の受容に至るまでの人間の態度に関する人間学的アプローチ -E・キューブラー・ロス女史の理論を中心に-」『地球システム・倫理学会 会報』第10号、2015年
- 論文「未来世代への利他性を考える -世代間倫理の視点から-」『モラロジー研究』78号、2016年
- 論文「廣池千九郎の自然観とその現代的意義 -科学と宗教の対話、そして調和へ-」『モラロジー研究』82号、2019年
- 論文「廣池千九郎における正義と慈悲Ⅰ -先行研究の整理と評価/正義と慈悲総論①-」『モラロジー研究』83号、2019年
- 論文「継世代倫理の可能性 -希望ある地球と人類の未来の実現に向けて-」『地球システム・倫理学会 会報』第14号、2019年
- 論文「道徳における偶然性の問題に関する予備的考察 -九鬼周造の偶然論を手がかりとして-」『モラロジー研究』85号、2020年
- 論文「人新世の時代に自然観を問いなおす -独自の総合人間学の提唱者・廣池千九郎の自然観を手がかりに-」『総合人間学』第16巻(オンラインジャーナル)、2022年
- 研究ノート「運研究をめぐるトピックの論点整理 -徳、幸福、平等、そして責任-」『モラロジー研究』87号、2021年
- 研究ノート「「よき祖先」になるとはどういうことか -ローマン・クルツナリック『グッド・アンセスター』を手がかりに-」『モラロジー研究』89号、2023年
- 研究ノート「「徳」の構造に関する一考察 -アリストテレスにおける「正義」と「愛」を中心に-」『モラロジー研究』90号、2024年
- 論考「震災復興への複合的アプローチ -ポスト3・11の世界で何が起こり、何が求められているのか?-」『モラロジー研究』86号、2021年
- 論考「変わりゆく食の風景 -ポストコロナ時代の「食と料理」-」『現代社会問題に対するモラロジーのアプローチⅡ』、2024年
- 書評「所功著『お伊勢さんの式年遷宮と廣池千九郎』」『モラロジー研究』73号、2014年
- 書評「自己と他者は分けられない ―『共感脳』を読んで見えてきたこと―」『モラロジー研究』80号、2017年