中山 理 客員教授
最終学歴
上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程 文学博士(上智大学)
兼職名
麗澤大学大学院学校教育研究科道徳教育専攻 特別教授
専攻分野
英文学 道徳教育 比較文明文化
研究テーマ
道徳教育
廣池千九郎の道徳思想
モラロジーの現代的展開
17世紀の英文学(ジョン・ミルトン)
主な実績
著書
- 『挑発するミルトン―ミルトンと現代批評―』共(彩流社 1995年)「ミルトンのイメージャリーとイコノロジー」
- 『文学に読む〈生と死〉』共編(ホソノスタンペリア2000年)
- Images of Their Glorious Maker: Iconology in Milton’s Poetry. (2002). Macmillan Language House.
- 『イギリス庭園の文化史:夢の楽園、癒しの庭園』単(大修館書店 2003年)
- 『大学生のための道徳教科書―君はどう生きるか?』共(麗澤大学出版会 2009年)
- 『読書こそが人生をひらく―「少」にして学び、「壮」にして学ぶ―』共(モラロジー研究所 2010年)
- 『大学生のための道徳教科書 実践編―君はどう考え、どう行動するか?』共(麗澤大学出版会 2011年)
- 『日本人の博愛精神―知られざる感動の11話』単 (祥伝社新書 2011年)
- 『人間力を伸ばす珠玉の言葉――箴は鍼なり』共(モラロジー研究所 2011年)
- Happiness and Virtue Beyond East and West: Toward a New Global Responsibility. (2012). Tuttle Publishing.
- 『高校生のための道徳教科書』共(麗澤大学出版会 2013年)
- 『現代における道徳と経済』共(Social Science Publishing House(ベトナム) 2014年)
- 『荘子に学ぶ 明鏡止水のこころ』共(モラロジー研究所 2015年)
- 『日本:多様な文化が融合する国』共(ホーチミン市国家大学出版社2016年)
- 『運命を拓く 易経の知恵』共(モラロジー研究所 2016年)
- 『道教一体の経営が永続への道を切り拓く』共(モラロジー研究所 2017年)
- 監修『英語対訳で学ぶ日本-歴史と文化の111項目』共(育鵬社 2018年)
- 『人世100年の時代を楽しむ技術』単(扶桑社 2021年)
- 『日本人はなぜ欠けた茶碗を愛でるのか』単(育鵬社・扶桑社 2021」年)
論文
- The Development of Milton’s Educational Thought from Of Education to Paradise Lost(英文)『上智英文学研究』(第3号1978年)
- 「Paradise Regainedのキリスト像 - Miltonのキリスト論におけるKenosis再考」『麗澤大学紀要』(第30巻 1980年)
- From Musica Mundana to Les Sons – Some Musical Ideas in Fincino, Descartes and Milton-(英文)『麗澤大学紀要』(第37巻 1984年)
- Proserpina, Jacob, the Fields of Ceres: Milton’s Disjunctive Similes.(1984). English, The Oxford University Press for the English Association, xxxiii (146).《付記》1985年、同論文にて上智大学英文学会より「ロゲン賞」(本賞)を受賞。
- From Musica Mundana to Les Sons – Some Musical Ideas in Fincino, Descartes and Milton-Part II(英文)『麗澤大学紀要』(第39巻 1985年)
- “Fairest Fruit and Humid Bow”— Milton’s Epic Simile and Conception of Time in Paradise Lost. (1987). Renaissance Monographs, (13).
- The Pilot of Some Small Night-foundered Skiff—An Iconographic Simile of Death and Resurrection-(英文)『麗澤大学紀要』(第44巻1987年)
- 「詩と視覚芸術に関するミルトン批評の流れ」『麗澤レヴュー』(創刊号1995年)
- 「Lycidas の “That two-handed engine” 再考 -キリストの「両刃の剣」のイコノグラフィー」『麗澤レヴュー』(第2巻 1996年)
- 「『パラダイス・ロスト』における悪魔の変身 - 反王権的イメージとしての鵜」『麗澤レヴュー』(第3巻 1997年)
- 「ミルトンのMirthとMelancholyに見るエンブレム・ブックの伝統 -L’Allegro と Il Penseroso の図像学的解釈の一視点」『麗澤レヴュー』(第4巻 1998年)
- 「ミルトンの『英国史』-ローマ人征服以前とアーサー王伝説」『麗澤レヴュー』(第5巻 1995年)
- 「ミルトンの『英国史』における神話作成的歴史観と古代ローマ共和主義―Book IとBook IIを中心に―」『麗澤学際ジャーナル』(第8巻 第1号、2000年)
- 「『パラダイス・ロスト』におけるテクストとイメージのパラゴーネ―<死>の図像のもつ破壊力―」『麗澤レヴュー』(第6巻 2000年)
- Milton and Emblematic Imagery (英文) 『麗澤レヴュー』(第7巻 2001年)
- 「ミルトンとエンブレムブック」『伝統と革新-高柳俊一教授古希記念英文学論集-』(研究社 2002年)
- 「ヤコブの梯子とオリヴァ-・キングの夢-英国バース・アヴェイのウェスト・フロントの彫刻」『麗澤レヴュー』(第8巻 2002年)
- 「ミルトンの楽園思想―エデンの園と庭園―」『麗澤レヴュー』(第9巻 2003年)
- The Radical Change in the Perception of Death in the 17th Century and Milton’s Lycidas. (2007). Milton and Early English Studies in Korea, (24).
- 「中華民国とミズーリ派ジャーナリズムの独占―My Twenty-five Years in Chinaに見るJ・B・パウエルの対中観―」『麗澤レヴュー』(第14巻 2008年)
- 「ハード・パワーか、それともソフト・パワーか?―ラストエンペラー溥儀とその家庭教師レジナルド・F・ジョンストンの異文化コミュニケーション管見―」 『異文化コミュニケーション』(異文化コミュニケーション学会 No.13 2010年)
- Globalization and the Need to Reconstruct Moral Education in Higher Education. (2012). The Jubilee Centre for Character and Values, https://www.jubileecentre.ac.uk/484/conferences/character-and-public-policy
- 「『パラダイスロスト』に見るミルトンの自然観を歴史的に読む-日本とイギリスの比較文化的研究の視点から- 」共『十七世紀英文学を歴史的に読む』(金星堂 2015年)
- Actualizing Moral Education in Japan’s Tertiary Sector: Reitaku University’s Response to Today’s Challenges. (2015). Journal of Character Education, 11(1).
- 「科学、宗教、道徳―比較文明論的考察―」(Morals, Science and Religion)共『日本:多様な文化が融合する国』(ベトナムホーチミン市国会大学 2016年)
- The Concept of Nature (Shizen) Revealed in the Japanese Garden. (2017).Gita A. Keeni, ed., Rabindranath Tagore and Japan: the Proceedings of the International Conference on ‘Tagore and Japan & Various Aspects of Japanese Culture (Granthana Vibhaga, Viva-Bhatati)
- Moral Education in the Japanese Tertiary Sector—Focusing on the Teaching of Morality and Business Studies—. (2018). Proceedings 2018 Cross-Cultural Business Conference.
- How Can We Contribute to Moral Education in the Japanese Tertiary Sector. (2018). Journal of Modern Education Review, 8(5).
- 「十七世紀のイギリスにおける〈死〉の意識革命―ミルトンの『リシダス』に見るスピリチュアリティ」『17世紀英文学における生と死』(17世紀英文学会編 金星堂 2019年)
- New Spirituality in Japan and Its Place in the Teaching of Moral Education.(2019). Religions, 10(4).
- The Fourth Industrial Revolution and Moral Education. (2019). Journal of Humanities & Social Sciences Research. Horizon Journals BP) Published Online.
- The Idea of Dr. Chikuro Hiroike, Founder and Advocate of “Moralogy,” on Moral Education. (2019). Journal of Character Education, 15(1). (co-author: Kenichi Eshima)
- “A Causal Relationship between Gratitude as a Positive Feeling and Well-being—From the Viewpoint of Dr. Chikuro Hiroike’s Moral Philosophy and Postive Psychology.” 単『道徳教育学研究』創刊号 (麗澤道徳教育学会 2020年)
翻訳書
- 『とてつもない疑問』単(中央出版社1981年)
- 『イギリス――くにとひと』単(英友社1982年)
- 『英文学のための動植物事典』単(大修館書店1990年)
- 『英詩日記』単(大修館書店1990年)
- 『ミルワード=日本人への旅』単(丸善ライブラリー 1991年)
- 『英文学日記』単(大修館書店1991年)
- 『聖書の動物事典』単(大修館書店1992年)
- 『天地創造の詩-聖書の語るエコロジー』単(中央出版社 1992年)
- 『マイ・フェア・ロンドン』共 (東京書籍1993年)
- 『素朴と無垢の精神史』単 (講談社現代新書1993年)
- 『道なきところに道をつくる』共 (広池学園出版部1995年)
- 『見慣れた英語のうんちく・がんちく』単 (北星堂書店1996年)
- 『変わり者の天国イギリス』単 (秀英書房1996年)
- 『シェイクスピアは隠れカトリックだった?』共 (春秋社1996年)
- 『キリスト教美術シンボル事典』単 (大修館書店 1997年)
- 『シェイクスピアと日本人』単 (講談社学術文庫 1997年)
- 『父からの手紙』単 (真菜書房1998年)
- 『英語に見る言葉の宇宙』単(洋販出版 1998年)
- 『英語使いの英語用法百科辞典』共(マクミラン・ランゲージハウス1998年)
- 『ヨーロッパ・キリスト教美術案内Ⅰ』(日本基督教団出版局1999年)
- 『二人の小さな野蛮人』単(秀英書房2000年)
- 『公益のためのグローバル化』(ドン・ボスコ社2003年)
- 『<完訳> 紫禁城の黄昏(上)(下)』(祥伝社 2005年)監修 渡部昇一
- 『「在支二十五年」米国人記者が見た戦前のシナと日本(上)(下)』単 (祥伝社 2008年)監修 渡部昇一
- 『紫禁城の黄昏(上)(下)』(祥伝社黄金文庫 2008年)
- 『 ありがとう武士道―第二次大戦中、日本海軍駆逐艦に命を救われた英国外交官の回想』単(麗澤大学出版会 2009年)
- 『アメリカ史の真実』単(祥伝社 2011年)監修 渡部昇一
- 『グローバル時代の幸福と社会的責任: 日本のモラル、アメリカのモラル』共(麗澤大学出版会 2012年)
- 『原勝郎博士の「日本通史」』単(祥伝社 2014年) 監修 渡部昇一
- 『学校が変わるスーパーテクニック アメリカの人格教育からのアプローチ』共 (麗澤大学出版会 2014年)
- 『ユダヤ人-なぜ、摩擦が生れるのか』(祥伝社 2016年)監修 渡部昇一
- 『子供を開花させるモラル教育』 共(麗澤大学出版会 2018年)
- 『二人の小さな野蛮人』第二版 単(秀英書房 2023年)
- 『キリスト教美術シンボル事典』第二版 単 (ちくま学芸文庫 2024年)
辞書
- 『ブライト和英辞典』共 (小学館1989年)
- 『ジーニアス英和大辞典』大修館書店 専門語校閲(イギリス史・スコットランド史・アイルランド史)
- 辞書編訳:『図解英和大事典』(マクミラン・ランゲージハウス 2002年)
- web版『最新英語情報辞典』共 (小学館 2003年)
- 『最新英語キーワードブック』共(小学館 2003年)
教科書
- 文部省検定済教科書・高等学校外国語科用Progressive English Reading共 (尚学図書 1994年)
- 文部省検定済教科書・高等学校外国語科用 Progressive English Reading(Revised edition)共 (尚学図書 1999年)
- 文部科学省検定済教科書・中学校社会科用『新しい日本の歴史』共(育鵬社 2011年)
- 文部科学省検定済教科書・中学校社会科用『新しいみんなの公民』共(育鵬社 2011年)
エッセイ
- Edinburgh and Japan. (1983). University of Edinburgh Journal, 2.
- Scottish Studies in Japan: Scottish Literature Abroad. (1986). Books in Scotland, 22.
- 「『世界の中の日本人』と教育の国際化」単『高校教育展望』(小学館 1993年)6月号
- 「イギリス人らしさとは」単『高校英語展望』(尚学図書 1994年)第6号
- 「物と様式に見る歴史の感覚」単月刊『言語』(大修館書店1994年)23(7)
- 「欧米人にとって不思議な日本人の建前」単『自己表現』(芸術生活社1996年)第34巻 第5号
- Japanese and British Relations. (1996). University of Edinburgh Journal, xxxvii (4).
- 「絵画に見る聖書的主題」単『英語教育』(大修館書店1998年)7月号
- 「日英動物語彙比較」『英語教育』(大修館書店2002年)
- 「蛇語と名前のタブー:闇の世界の謎をめぐって」『英語教育』(大修館書店2003年)10月増刊号
- 「『知は力なり』、安倍首相の対中政策を考える」『正論』(産経新聞社 2006年)12月号
- 「知徳一体の教育理念と国際的教養人の育成を目指して」『私学経営』(私学経営研究会423号2010年)
- 「なぜ伝統文化が教育に必要か」『虹』(扶桑社通信2010年)66号
- 「大学における道徳教育」『大学と学生』(日本学生支援機構編2010年)第86号
- 「21世紀に要求される道徳教育の再構築」『千葉教育』(千葉県総合教育センター2014年)
- 「企業経営の本道は道徳にあり」『弘道』(日本弘道会2017年)第1106号
- And Finally…Reading Between the Lines: Tobias and the Fishy Fume. (2017). The Expository Times.129 (3).
- And Finally…British Earthy Paradise and Japanese Divine Gardens. (2020). The Expository Times.131 (6).
- 「今甦る『知の巨人の三部作』」共 渡部昇一著『「時代」を見抜く力:渡部昇一思考で時代を斬る』(育鵬社 2020年)
- 「新型コロナウィルスが変えた大学教育」単『モラロジー研究所所報』(モラロジー研究所 2020年)
- 「時間を超えた言霊の世界からのメッセージ」共 渡部昇一遺稿『幸福なる人生』(育鵬社 2020年)
- 「21世紀における日本の道徳教育への提言」単『世界平和研究』vol.47 No.3 (平和政策研究所 2021年)
- 「知的ツーリズムのすすめ ―いざ、韓国の済州島へ!―」単「道徳サロン」(モラロジー道徳教育財団 2021年)
- 「日本人の心の復興は『歴史教育』から」共『まなびとぴあ』(モラロジー道徳教育財団 No.731 2021年)
- 「『ニューモラル・ツーリズム』のすすめ ― 観光倫理を考える ―」単「道徳サロン」(モラロジー道徳教育財団 2021年)
- 「令和4年をグローバルな視点に立った歴史理解の元年に ①」単「道徳サロン」(モラロジー道徳教育財団 2022年)
- 「令和4年をグローバルな視点に立った歴史理解の元年に ②」単「道徳サロン」(モラロジー道徳教育財団 2022年)
- 「令和4年をグローバルな視点に立った歴史理解の元年に ③」単「道徳サロン」(モラロジー道徳教育財団 2022年)
- 「生涯学び続け、自分を磨き続ける知的空間を求めて」(一般社団法人 日本道経会通信2022年
- 「人との出会い人とのつながり」『ロータリーの友』(2022年)
- 「いじめ問題と向き合う」『現代社会問題に対するモラロジーのアプローチ』(モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所 2023年)
- 「『ありがとう』は幸せを招く魔法の言葉」『れいろう』(モラロジー道徳教育財団2023年).
- 「『もっと欲しい』をやめれば、もっと美しい景色が見える」『れいろう』(モラロジー道徳教育財団 2022年)
- 「精神文明と近代科学文明の融合―モラロジーの現代的意義―」『まなびとぴあ』(モラロジー道徳教育財団2022年)
- 「世界一の国『日本』であるために―ジャパン アズ ナンバーワン―」『れいろう』(モラロジー道徳教育財団2023年)
- 「運命的な出会いを引き寄せるには 」『れいろう』(モラロジー道徳教育財団2023年)
- 「今こそ、現代の日本人が学ぶべきこと—北条時宗」『Renaissance』(ダイレクト出版2023年)
- 「『日本神話』に見る日本人の精神性―ギリシア神話との相違点―」『Renaissance』ダイレクト出版2024年)
- 「老年学とモラロジー」『現代社会問題に対するモラロジーのアプローチⅡ』(モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所 2024年)
- 「徳川家康が考えた持続可能性とは」巻頭言『三方よし経営』(モラロジー道徳教育財団2024年)