No.71~80
No.80(平成29年11月15日発行)
講演
現代における他者性と共生 ― イエスの譬え「善きサマリア人」の解釈を通して
宮本久雄
講演論文
服部英二
史料紹介
徳島県立博物館所蔵『光格上皇修学院御幸儀仗図絵巻』 ― 付論「光格天皇新造内裏還幸絵図」解説の追補
所功
皇室関係資料文庫
資料紹介論文
廣池千九郎博士の遺稿(16)
――『道徳科学講習会テキスト』
廣池千九郎研究室
論文
サビカス ライフデザインカウンセリングにおける自己構成の特徴 ― 自己・アイデンティティ形成との比較を通して
木下城康
廣池千九郎の宇宙自然の法則の現代的意味 ― 環境問題における自己組織化の世界観から
金聖哲
資料紹介
諏訪内敬司
書評・図書紹介
自己と他者は分けられない ― 『共感脳』を読んで見えてきたこと
竹中信介
No.79(平成29年5月25日発行)
論文
西澤直子
神道と過疎化に関する研究史 ―広義としての社会変動の枠組みから―
冬月律
研究ノート
下程息
特集 光格天皇に関する基礎資料
史料紹介
所功
資料
橋本富太郎
研究ノート
久禮旦雄
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(15)
―『モラルサイエンス及びモラロヂーの略説明』―
廣池千九郎研究室
論文
横田理宇
古川範和
No.78(平成28年11月15日発行)
論文
品川哲彦
廣池千九郎『東洋法制史序論』の特色と学説史上の意義 ‐「法=ノリ」論を中心として
久禮旦雄
特集 利他性を考える
大野正英
立木教夫
利他の文明論 ‐道徳の科学的研究とグローバルな倫理の構築に向けて
犬飼孝夫
儒教及びモラロジーにおける利他の一考察 ‐その自他観と自己認識
宮下和大
皇室における利他的実践 -日本統治時代の朝鮮における災害救恤金・下賜金を事例に
冬月律
竹中信介
足立智孝
小山高正
論文
道徳教育における「能力」と「道徳的価値」の関連性についての一考察 ‐ モンゴルの初等教育における能力ベースの学習指導要領を中心に
バヤスガラン・オユンツェツェグ
No.77(平成28年5月30日発行)
講演
服部英二
論文
橋本富太郎
研究ノート
永安幸正
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(14)
―『新科学モラロヂー及び最高道徳に関する重要注意』―
廣池千九郎研究室
研究ノート
廣池千九郎の『道徳科学の論文』における心づかいに関する一考察 その2
バヤスガラン・オユンツェツェグ
No.76(平成27年12月15日発行)
論文
所 功
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(13)―『別科卒業記念帖』―
廣池千九郎研究室
研究ノート
廣池千九郎の『道徳科学の論文』における心づかいに関する一考察 その1
Bayasgalan Oyuntsetseg
No.75(平成27年7月31日発行)
講演
神道と福祉 -控えめな社会・文化資源- 櫻井治男
論文
廣池千九郎をめぐる神道学的研究緒論(三) -研究史後篇- 橋本富太郎
過疎集落における氏神信仰の継承(二) 冬月 律
研究ノート
歴史から、人生心理学を学ぶ 永安幸正
書評・図書紹介
伊東俊太郎著『変容の時代 -科学・自然・倫理・公共』 立木教夫
マーヴィン・W・バーコビッツ著、中山理監訳 『学校が変わるスーパーテクニック -アメリカの人格教育からのアプローチ』 木下城康
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(12) -『道徳科学経済学原論』-
廣池千九郎研究室
論文
La transition du Sacré et de la Spiritualité -Vers la constitution d’une éthique planétaire Eiji Hattori
説話的論理とヒロシマ -トルーマン、ホメロス、アイスキュロス マイケル・パレンシア-ロス著・谷口茂訳
No.74(平成27年2月10日発行)
論文
廣池千九郎をめぐる神道学的研究緒論(二)―研究史前篇― 橋本富太郎
研究ノート
歴史は、いのちの反発と和合によって動く 永安幸正
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(11)―『道徳科学研究所と道徳科学教育』―
廣池千九郎研究室
論文
Narrativized Ethics and Hiroshima: Harry S. Truman, Homer, and Aeschylus Michael Palencia-Roth
研究ノート
A Moralogical Perspective on Economic Thought The Origin and Relevance to Modern Times Norikazu Furukawa
No.73(平成26年9月25日発行)
講演
人は生まれながらにして三つの負債を負う―古代インドのおかげさまの思想― 丸井 浩
言葉と感情の起源 ―動物から人間へ― 岡ノ谷一夫
資料紹介
廣池博士の遺稿(10)
―『新科学モラロヂー及び最高道徳の根本原理』―
廣池千九郎研究室
論文
廣池千九郎をめぐる神道学的研究緒論(一)― 道徳における廣池千九郎の位置― 橋本富太郎
最後通牒ゲームにおける利他的な申し出への反応に関する一考察 望月文明
モンゴルと日本における愛国心の意味 ―日本人学生を対象とするアンケート調査を通じて― Bayasgalan Oyuntsetseg
過疎集落における氏神信仰の実態―高知県高岡郡の旧川口地区の氏子の語りから― 冬月 律
研究ノート
下程勇吉博士の後期教育人間学的著作の紹介 北川治男、諏訪内敬司、立木教夫、下程 息
MORAL-SCIENCE 2.0 『モーラルブレイン:脳科学と進化科学の出会いが拓く道徳脳研究』を読む 古川範和
書評
服部英二著『未来を創る地球倫理 : いのちの輝き・こころの世紀へ Towards a new Global Ethics』 谷口 茂
No.72(平成26年3月10日発行)
講演
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(9)
―『新科学モラロヂー及び最高道徳の特質の大要』―
廣池千九郎研究室
論文
古代「女帝」の適法性と徳治の検証 所 功
廣池千九郎の教育思想 ―「中津時代」に焦点を当てて― 江島顕一
研究ノート
廣池千九郎、実験心理学を学ぶ ―元良勇次郎、松本亦太郎に連なる心理学者たちとの交流― 立木教夫
歴史において、大義にいのちを捧げるとは 永安幸正
論文
モンゴルの小中学校での公民教育に関する一考察 ―カリキュラムにおける「伝統・慣習」を中心に― Bayasgalan Oyuntsetseg
No.71(平成25年9月25日発行)
講演
正倉院宝物の魅力 ―保存と伝統― 米田雄介
資料紹介
廣池千九郎博士の遺稿(8)
・旧『道徳科学研究所紀要』第七号
・旧『道徳科学研究所紀要』第八号
廣池千九郎研究室
特集
『道徳科学の論文』を現代によみがえらせる試み
まえがき 立木教夫
時代の変化と道徳科学における課題 大野正英
相互依存のネットワーク、地球システム倫理そして最高道徳 岩佐信道
認知神経科学と進化生物学の出会いが拓く道徳の科学的研究 立木教夫
利己的本能の再考 望月文明
カウンセリングから考察する「人心の開発と救済の原理」 水野修次郎
廣池千九郎著「道徳科学の論文」における皇室 橋本富太郎
新たな運用の創出に向けて 宮下和大