第2回モラルサイエンス・コロキアムを開催
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令和2年10月14日、第2回モラルサイエンス・コロキアムをオンライン形式で開催。「企業倫理の最前線」をテーマに、41名の参加者が集いました。
スピーカーに、寺本佳苗氏(麗澤大学准教授/企業倫理)、田中敬幸氏(高崎商科大学准教授/企業倫理)、鈴木貴大氏(日本大学助教/企業倫理)をお招きしました。またコーディネーターは、道徳科学研究センター〔道科研〕の横田理宇研究員(麗澤大学助教/企業倫理)が務めました。
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寺本准教授は「企業倫理研究の潮流」と題して、企業倫理のこれまでの研究について論じ、また企業倫理研究の展開、その実践における特徴について問題提起を行いました。
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田中准教授は「行動倫理と企業倫理」と題して、倫理学のアプローチについて論じるとともに、行動倫理上の意思決定のプロセス、行動の意図と結果、また企業倫理との関係について論じました。
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鈴木助教は「専門職倫理を中心とした企業倫理の課題」と題して、個人倫理、組織倫理及び専門職倫理の関係を整理し、専門職倫理をめぐる経営倫理の課題について論じ、また倫理制度の再構築とメンバーへの教育の重要性について問題提起しました。
参加者からのチャット機能を使っての質疑も取り込みながら、大いに盛り上がった議論が交わされました。
(文責:コロキアム・シンポジウム委員 アブドゥラシィティ・アブドゥラティフ)