モラロジー・コロキアム開催報告
令和8年3月18日、モラロジー研究推進プロジェクト主催、令和7年度モラロジー・コロキアム「廣池千九郎が後世に託した34項目の研究課題の検討 その11 -3年間の総括-」が、対面形式(オンデマンド配信あり)で開催されました。本研究会は、道科研で令和5年度より3年間にわたり進めてきた『道徳科学の論文』第三緒言第二条(新版『道徳科学の論文』①一二七~一三九頁)で示されている三十四項目の「将来モラロジー研究所において引き続き研究を必要とする諸項目」(以下、「34項目」)の検討の総括にあたります。
宮下プロジェクトリーダーの資料から
はじめに、宮下和大(道科研副所長・教授、モラロジー研究推進プロジェクト リーダー)が、「34項目」プロジェクトの経緯と意義について報告しました。続いて、竹中信介(道科研研究員、モラロジー研究推進プロジェクト コーディネーター)が、学術誌『モラロジー研究』92号(2026年2月26日発行)に掲載された特集「廣池千九郎が後世に託した三十四項目の研究課題」に基づいて「34項目」プロジェクトの成果を報告するとともに、その課題についても提示しました。
宮下プロジェクトリーダーの発表の様子
後半のパネル報告では、『モラロジー研究』誌上の特集全体に対するコメントとともに創立百周年を迎えた本財団の研究部門としての道徳科学研究所の今後の展望について4名のメンバーが報告しました。パネル報告は、アブドゥラシィティ・アブドゥラティフ(道科研研究員、モラロジー研究推進プロジェクト コーディネーター)、木下城康(道科研主任研究員)、江島顕一(同)、横田理宇(同)の道科研の中堅研究者4名によって行われ、今後の道科研における研究を構想していく上での様々なアイデアが議論されました。
全体での質疑懇談の様子
3年間にわたって道科研全メンバーで取り組んできた34項目プロジェクトは今回のコロキアムをもって終了となり、次年度より新たなプロジェクトが開始されることになります。
文責:モラロジー研究推進プロジェクト・リーダー 宮下和大