道科研の沿革 History

大正15年
(1926)
8月モラロジーの創建者・廣池千九郎が道徳科学研究所を創立
『道徳科学の論文』謄写版が完成した日を創立日と制定
昭和3年
(1928)
12月廣池千九郎著『新科学としてのモラロジーを確立するための最初の試みとしての道徳科学の論文』(A Treatise on Moral Science – The First Attempt at Establishing Moralogy as a New Science)を刊行
昭和10年
(1935)
4月千葉県柏市に道徳科学研究所(現・モラロジー道徳教育財団)を定める。
また同地に道徳科学専攻塾を開設し、本科課程(現在の麗澤大学、麗澤中学・高等学校に発展)と社会人がモラロジーを学習する別科課程(生涯教育の先駆け)を設置
昭和22年
(1947)
7月文部省より「財団法人道徳科学研究所」として設立認可を受ける
昭和31年
(1956)
4月研究部門として「研究部」を設置。「廣池博士資料室」「調査室」「研究室」を置く
昭和41年
(1966)
12月『広池千九郎博士生誕百年記念論文集』を刊行
昭和46年
(1971)
4月第1回道徳科学研究発表会(現在の道徳科学研究フォーラム:テーマ「モラロジーの学問性、科学性」)を開催
昭和47年
(1972)
4月組織を改編し、理論研究室、教育研究室、経営研究室、廣池博士資料室、情報サービス室を設置
11月道徳科学研究所を「モラロジー研究所」に名称変更
昭和48年
(1973)
10月『モラロジー研究』を創刊
昭和51年
(1976)
3月『モラロジー創建五十年記念 学術論文集』を刊行
昭和58年
(1983)
3月『道徳・教育・経済』を刊行
昭和60年
(1985)
4月比較文化研究室を新設
11月『日本の近代化と精神伝統』を刊行
昭和62年
(1987)
8月第1回 道徳教育国際会議を開催
(テーマ「東と西の道徳教育―伝統と革新」、後援:文部省)
平成元年
(1989)
12月『廣池千九郎とモラロジー:廣池千九郎没後五十年記念論集 』を刊行
アジア経済文化国際会議を開催
(テーマ「グローバリゼーションと経済倫理」、後援:外務省・通産省)
平成3年
(1991)
9月ビジネス・エシックス東京国際会議を開催
(テーマ「グローバル時代のビジネス・エシックス」、後援:外務省・通産省)
平成7年
(1995)
8月第2回 道徳教育国際会議を開催
(テーマ「21世紀の道徳教育を求めて」)
平成8年
(1996)
7月第1回 経済倫理世界会議をISBEE[経済ビジネス倫理国際学会]との共催で開催(テーマ「地球時代の経済倫理」、後援:外務省・通産省・文部省・経済団体連合会・日本経営者団体連盟)
平成13年
(2001)
4月「研究部」から「研究センター」へ名称の変更(通称:道徳科学研究センター)、組織構成を改編し、生命環境研究室、教育研究室、社会科学研究室、人間学研究室、廣池千九郎研究室、学習ソフト開発室を設置。
5月Towards Supreme Morality – An Attempt to Establish the New Science of Moralogy(『道徳科学の論文』英語版)刊行
平成14年
(2002)
8月第1回モラルサイエンス国際会議を開催
(テーマ「グローバル時代のコモンモラリティの探求」)を開催
平成17年
(2005)
11月ユネスコ(国際教育科学文化機関)および国際日本文化研究センターと共催で、パリ・ユネスコ本部においてユネスコ創立60周年記念シンポジウムを開催
(テーマ「文化の多様性と通底の価値-聖俗の葛藤を廻る東西対話-」)
平成18年
(2006)
2月『倫理道徳の白書Vol.1』(コモン・モラルと専門倫理、医療倫理、カウンセリング倫理、企業倫理、情報倫理、環境倫理)刊行
11月国連大学(東京)にて国際シンポジウムユネスコ、国連大学、京都フォーラムとの共催で開催
(テーマ「文化多様性への新しい賭け―対話を通して通底の価値を探る」)
平成21年
(2009)
8月第2回 モラルサイエンス国際会議を麗澤大学との共催で開催
(テーマ「倫理道徳の理論と実践―モラロジーにおける廣池千九郎の業績の評価」)
12月『聖人の思想とその現代的意義』を刊行
平成22年
(2010)
4月モラロジー研究所が内閣府より公益財団法人の認定を受ける
6月『倫理道徳の白書Vol.2』(徳アプローチと専門倫理、教師の倫理、ケアの倫理、企業の社会的責任〈CSR〉、医学研究倫理)刊行
平成23年
(2011)
2月『廣池千九郎の思想と業績』(第2回モラルサイエンス国際会議報告)を刊行
6月『現代の倫理道徳Q&A』刊行
平成29年
(2017)
4月歴史研究室を設置
平成31年
(2019)
4月伝統文化研究室を設置
令和元年
(2019)
6月第1回「モラルサイエンス・コロキアム」を開催
(テーマ:「分断社会」とモラルサイエンス)
令和元年
(2020)
1月第1回「道徳科学研究フォーラム」を開催
令和3年
(2021)
4月公益財団法人モラロジー道徳教育財団 道徳科学研究所に名称変更
研究室体制から研究プロジェクト体制に変更