令和3年度 道徳科学研究フォーラムを開催

 令和4年2月19・20日、道徳科学研究フォーラムを開催。新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、オンライン形式で開催(当日ウェビナー、後日オンデマンド配信)し、全国から132名の方が参加しました。

 昨年度に引き続き、今回も「新たな時代の道徳を共に創る」を共通テーマに、研究者たちがそれぞれの専門の立場から講演やシンポジウム、共同発表、個人発表を行いました。東アジアにおける歴史認識問題をはじめ、イスラーム、人権、道徳教育といった重要課題を取り上げた各発表に対して、研究者のみならず聴講者からも質問が多く寄せられ、活発な議論が行われました。

 

モラロジーとイスラーム

 

19日 講演 西岡 力教授(左) / 20日 シンポジスト 髙橋史朗教授(右)

 

■プログラム

2月19日(土)
 講演:「東アジアの平和と安定に向けて」
 講師:西岡 力(道徳科学研究所教授)

 

 共同発表「モラロジーとイスラーム」
 発表者:田島忠篤(道徳科学研究所客員教授)
     藤原達也(麗澤大学経済研究科ポストドクター)
     ※モデレーター:竹中信介(道徳科学研究所研究員)

 

2月20日(日)
 個人発表1「穂積陳重と渋沢栄一」
 発表者:久禮旦雄(道徳科学研究所客員研究員、京都産業大学准教授)

 

 個人発表2「廣池千九郎と渋沢栄一」
 発表者:大野正英(道徳科学研究所研究主幹・教授、麗澤大学教授)

 

 個人発表3「「ビジネスと人権」時代におけるモラロジーの意義」
 発表者:大塚祐一(道徳科学研究所客員研究員、就実大学専任講師)
     ※本人のご都合により欠席、委員会による資料代読・質疑応答で対応

 

 個人発表4「道徳教育における人権の位置づけ」
 発表者:梅田 徹(道徳科学研究所教授、麗澤大学教授)

 

 シンポジウム「道徳教育の最前線」
 シンポジスト:髙橋史朗(道徳科学研究所教授、麗澤大学大学院特任教授)
        江島顕一(道徳科学研究所主任研究員、麗澤大学准教授)
        川久保剛(道徳科学研究所主任研究員、麗澤大学准教授)