伊東俊太郎氏講演会「心とは何か」を開催

伊東俊太郎氏(モラロジー研究所顧問、東京大学名誉教授、麗澤大学名誉教授)

 

 10月2日、柏生涯学習センターにおいて、伊東俊太郎顧問による令和元年度「モラルサイエンス研究会・講演会」を開催。「心とは何か」をテーマに、39名が参加しました。

 

 伊東顧問は、「心とは何か」について「創発」を鍵概念に据えて迫りました。「心の発生過程」からはじまり、「心-脳」の視点だけではなく、「(共同)志向性」という「心の働き」に焦点を当てることによって、「心と文化」の問題として取り上げることができることを述べました。特に、「心は実体ではなく働きである」ことを強調。これは参加者に印象的な言葉として残りました。

 

 講演の後、会場からの質問を中心に、活発な意見交換が行われました。新しいアイデアに触れたことで、会場はいつになく議論が盛り上がりました。

 

鍵となる概念に、参加者は引き込まれた

 

参加者の質問に、伊東顧問が熱く回答