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 10月31日、小林 正弥・千葉大学大学院教授による公開講演会を開催

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2012年10月31日 Category : NEWS  公開講演会


「コミュニタリアニズムと公共哲学-その思想と運動-」

 
 道徳科学研究センターは10月31日、千葉大学大学院教授小林正弥氏を迎えて公開講演会を開催。参加者は約70名でした。

 小林講師はマイケル・サンデルの対話型講義の紹介者でもあり、ご自身も数多くの対話型講義を実践・展開されています。

 講演ではアメリカにおける政治哲学の反省のなかから美徳型正義論としてコミュニタリアニズムが生まれてきた歴史的経緯と、その流れに呼応しながらも独自な展開を見せている日本の公共哲学プロジェクトについてお話しいただきました。

 また、コミュニタリアンとして知られるアミタイ・エツィオーニの思想についてもお話しいただきました(エツィオーニの著書は麗澤大学出版会から二冊刊行されており、うち一冊が小林講師監訳の『ネクスト』、もう一冊は故・永安幸正教授(元研究センター長)監訳の『新しい黄金律』という機縁もありました)。

 講演会後半では『モラロジー研究』最新号に掲載された伊東俊太郎教授の講演論文「「公共」とはなにか」を踏まえた意見交換を皮切りに、「公」とは、「私」とは、「公共」とはなにか、その相互関係をどう捉えるべきか、「公」と「国家」、自己犠牲と美徳など活発な質疑応答がなされました。

 なお、本講演の講演録は『モラロジー研究』誌上に掲載予定です。

                              (道徳科学研究センター/宮下 和大)




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