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 10月10日、森本公誠・東大寺長老による公開講演会を開催

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2009年10月10日 Category : NEWS  公開講演会


「華厳思想いろいろ」

道徳科学研究センターは十月十日、廣池千九郎記念講堂に森本公誠・東大寺長老を迎えて公開講演会を開催、参加者は、本部講座受講生を含み二百余名でした。
天変地異のために人心が動揺した天平時代、聖武天皇は国民に精神的な支えとなる仏教を広めるため、国分寺を建て、「華厳経」に基づいて東大寺に大仏を造営しました。大仏は「ビルシャナ仏」と言い、光の仏であり、全世界を照らし一切の人々を救うとされていました。

華厳思想の特色は、一つがすべてであり、あらゆるものはつながっているという思想です。たとえば、私たち一人ひとりは、完結し、孤立した存在ではなく、他のすべての存在と限りなくつながっていて、関係性の中で、生かされて生きているととらえます。
森本講師は、こうした華厳思想は、相反する事物や事象のなかに通底可能な要素を見出だし、異なった文明間、宗教間の共存の可能性を生み出す思想として注目すべきであると講演を結ばれました。
(道徳科学研究センター 欠端實)




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