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 3月24日(木) 品川哲彦・関西大学文学部教授による特別研究会を開催

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2016年4月6日 Category : NEWS  特別研究会


「ケアの倫理」
 3月24日(木)、品川哲彦教授を迎え研修室にて特別研究会を開催しました。品川先生は、その主著『正義と境を接するもの―責任という原理とケアの倫理』(ナカニシヤ出版、2007年)で、ケアの倫理について詳細な議論を展開されています。今回、「ケア関係、可塑的な自己、ケアと生」というテーマで、発表原稿を用意くださり、先生が現在考えておられることを中心にご発表くださいました。1時間ほどの発表の後、『ケアの人間学』の著者、水野治太郎麗澤大学名誉教授も参加くださって、活発な質疑応答が行われました。助けを求める能力を評価すべきこと、徳の倫理学とケアの倫理学の違いと類似点、ケアの終了はケアされる人が別の人をケアする人になっていくこと、ケアしないケア、などの論点が議論されました。西洋哲学、倫理学、現代倫理の様々な論者の議論が取り上げられ、知的な刺激に満ちた研究会となりました。なお、今回の研究会の質疑応答なども踏まえて、品川先生が論文として執筆し、『モラロジー研究』に寄稿くださることになっています。(道徳科学センター/竹内啓二)




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