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 研究員の著作の紹介:『朱熹修養論の研究』が出版されました

2016_book_miyashita

2016年1月13日 Category : NEWS  出版物


内容
朱熹の思想は「朱子学」となって東アジアに影響を与えてきた。その学の基本的枠組みである修養論を実効性に留意しつつ再検討。
中国南宋の朱熹(1130-1200)は、誰もが聖人になりうるとし、聖人へ到達するための修養論の完成に力を入れた。「修養」が何らかの実践を含む言葉である以上、当然ながらそこには到達目標にどれだけ接近あるいは到達しえたかという効果(実効性)が、修養の意義に係わる事柄として常に問われることになる。では朱熹はいかなる修養法を構想し、その意味づけや効果の検証を行っていたのか。東アジア広域に伝播した「朱子学」の起点に位置する朱熹その人の思想を修養の実効性という新たな視座から解き明かす。

目次
緒 言 問題意識と目的
第一部 朱熹における知の修養
第一章 知と行とその実効性
第二章 知の修養における「疑」の位置づけ
第三章 「所當然」「所以然」における三つの関係性
第四章 修養論としての「所以然」説とその挫折
第二部 朱熹における心の修養
第六章 朱熹の敬について
第七章 朱熹における程頤説の受容と捨象
第三部 修養論的視座からの朱熹思想再考
第八章 朱熹の人欲観
第九章 朱熹の「理」と「心」
結 言 修養の実効性という視座
注/主要資料・引用論文一覧
あとがき

著者について
宮下 和大 (ミヤシタ カズヒロ)
1972年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。現在、麗澤大学助教、公益財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター廣池千九郎研究室室長、主任研究員。翻訳書に張榮發(述)・陳俍任(インタビュー・文)『本心――張榮發の本音と真心』(邱瑋琪共訳、麗澤大学出版会、2015)、杜維明「21世紀の儒学」(土田健次郎編『21世紀に儒教を問う』早稲田大学出版部、2010)。



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著書 単著 朱熹修養論の研究 宮下 和大

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