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 10月23日(水)、岡ノ谷一夫・東京大学大学院教授による公開講演会を開催

会場の様子

2013年10月25日 Category : NEWS  公開講演会


10月23日(水)、道徳科学研究センターは岡ノ谷一夫講師(東京大学大学院総合文化研究科教授・理化学研究所脳科学総合研究センター生物言語研究チーム・チームリーダー)をお招きして、「言葉と感情はなぜ生まれたのか―動物から人間へ―」をテーマに公開講演会を開催しました。
 岡ノ谷講師は、ネズミなどのげっ歯類や鳥類の発する鳴き声を調べて、それらがコミュニケーション行動としてどのような意味があるのかを探り、さらに、クジラが海中で発する”歌”やテナガザルの叫び声などから言語発生のメカニズムについて研究しています。そして、人間の赤ちゃんの泣き声が言葉につながっていることを示し、情動が言葉によってカテゴリ化されて感情になったという理論を紹介されました。
 動物の鳴き声を声でユーモラスに再現する講師に60名の聴衆は笑いを交えながら、科学の最前線の研究成果を興味深く聞き入りました。

岡ノ谷一夫(おかのや かずお)
 1959年、栃木県足利市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、米国メリーランド大学大学院で博士号を取得。千葉大学助教授、理化学研究所脳科学総合研究センターチームリーダーなどを経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。2008年より科学技術振興機構ERATO情動情報プロジェクト研究総括を兼任。著書に『言葉はなぜ生まれたのか』、『さえずり言語起源論―新版小鳥の歌からヒトの言葉へ』、『「つながり」の進化生物学』などがある。




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