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 国際シンポジウム「文化多様性への新しい賭け―対話を通して通底の価値を探る―」を開催(2007年5日~8日)


2007年11月15日 Category : NEWS  国際会議・シンポジウム


道徳科学研究センターは2007年11月5日から8日まで、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国連大学、京都フォーラムとの共催で、国際シンポジウム「文化多様性への新しい賭け―対話を通して通底の価値を探る―」を開催しました。

国際シンポジウム ポスター

国際シンポジウム ポスター

これは、2005年11月にパリ・ユネスコ本部で開催した国際シンポジウム「文化の多様性と通底の価値-聖俗の拮抗をめぐる東西対話-」(共催=ユネスコ、国際日本文化研究センター)に続くものです。パリでのシンポジウムに出席していた廣池幹堂理事長の「できればこの続きは2,3年後に日本で」という呼びかけを受けたものということができます。前回の成果に基づき、この重要な対話を文化の多様性への新しい賭けとして深めていこうとするねらいで行いました。

前半は国立京都国際会館で「通底の価値としての和と和解と共福」をテーマに開催。今回共催団体に加わった京都フォーラムは、長年「公共哲学」というテーマを中心に学術的な探求を積み重ねてきた組織で、この2日間のシンポジウムは「第78回公共哲学京都フォーラム」としても位置づけられました。この京都セッションでは、東アジア、特に日本、中国、韓国の3カ国の間の和、和解、共福ということが中心的なテーマとなり、中国や韓国からも多くの専門家の参加がありました。道徳科学研究センターからは、服部英二研究主幹と岩佐信道センター長が参加し、活発な討論が展開されました。京都セッションは6日の午前で終了。参加者は午後、新幹線で東京に移動しました。

<東京セッションを国連大学で開催>

翌7日からの東京セッションは、青山の国連大学を会場として開催しました。ユネスコ本部から、2005年にも共催者として積極的な支援をいただいたカトリーナ・ステヌー文化局文化政策部長、ムフィダ・グーシャ社会科学局哲学課長がはるばる来日し、重要な役割を果たされたほか、内外から多くの著名な研究者が参加。開会式では、オスターワルダー国連大学学長、松浦晃一郎ユネスコ事務局長(ビデオメッセージ)、青木保文化庁長官の挨拶に続き、共同主催者としてカテリーナ・ステヌー文化政策部長、廣池理事長、矢崎勝彦京都フォーラム理事長が紹介されました。

7日の午前中から8日の午後にかけては、円卓式の会場で「文化多様性への新しい賭け」「対話:文化間の架け橋として」「文化多様性の新しい倫理に向けて」をテーマとした三つのセッションを設け、多彩かつ極めて重要な発表と討論が繰り広げられました。なお、7日の夕刻には、廣池理事長主催のレセプションが多くの関係者を迎えて行われました。

8日の午後は、以上三つのセッションの成果を踏まえた公開セッションで、大講堂において約150名の聴衆を前に行われました。各発表者は、それまでのセッションで行われた議論をふまえ、もう一度自分の考えを展開。一般参加者からも質問や意見が活発に提出され、4日間のシンポジウムの締めくくりにふさわしい、充実したセッションとなりました。

なお、東京セッション全体のコーディネーターは服部研究主幹が務めました。また今回のシンポジウムは、外務省、文化庁、日本ユネスコ国内委員会の後援・協力によるものです。

東京セッションのプログラムはこちら




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